ほとんどのフリーランスエンジニアは業務委託契約を結んで仕事を行います。業務委託契約を結ぶ時にすぐに注目する項目として仕事内容や単価があるかもしれませんが、その他にも注意すべきことがあります。
業務委託契約には「請負契約」と「準委任契約」の二つの種類があります。請負契約は案件を完成させ、納品することで報酬が支払われる契約のことです。フリーランスエンジニアはクライアントに案件を納品してはじめて報酬を受け取ることができます。納品が遅れたり、不良な部分が見られた際には責任も生じ得ます。
一方、準委任契約は作業に対して報酬が発生する契約です。フリーランスエンジニアはクライアントから依頼された作業を行うことで報酬を受け取ることができ、基本的にプロジェクトが完成したかどうかや内容によって報酬が左右されることはありません。そのため、フリーランスエンジニアは雇用契約を結ぶ際には契約形態を確認しておくことが大切です。
さらにフリーランスエンジニアが雇用契約を結ぶ時には契約期間と更新のタイミングにも注意すべきです。多くの場合、フリーランスエンジニアの契約期間は1〜3ヶ月のことが多いですが企業や契約によって期間は異なるため、その都度しっかりと確認しておくようにしましょう。
フリーランスエンジニアは契約期間が終わってから次の契約までにたくさんの時間が空いてしまうと、仕事ともに収入も無くなってしまいます。そのため契約期間と契約更新のタイミングはきちんと確認しておきましょう。
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